第6回 お肌からの吸収率
セバスチャン
はい、前回の続きです。紙ナプキンと布ナプキン。イメージ的に紙ナプキンの方が冷たくて硬い印象ですが、もっと重要なことがあるということでしたね。
理恵先生
紙ナプキンには、原材料として石油系の素材が使用されてると言われてるの。吸収材には、高分子ポリマーが使われてるそうなの。
セバスチャン
な、なんだか、いきなり化学物質みたいな言い方になりましたね…。合成ポリマーなら、車のコーティングとかに使われてる気もするし、あんまり問題に感じないですが…。
理恵先生
車と人は違うでしょ…。でも、いまや、化粧品にも使われてるし、明確な科学的根拠があるわけではないけれど、直接的な毒素というより、長い間使っていることでの影響が懸念されてるわね。もちろん、石油系の素材の直接的な影響もないとは言えないけど。
セバスチャン
なるほど。まぁ、言われてみれば、自然なものではないものが肌に直接触り続けてるような状態ですしね。
理恵先生
そうよ。直接、お肌に触り続けてるっていう点も氣になるところね。お肌からの吸収率は、腕の内側を1とした時に、生理用品が直接触れる粘膜部分は、その42倍といわれてるのよ。
セバスチャン
よ、42倍…。グラフにするとこんな感じですね。
万が一、石油系物質に害があった場合はそのリスクも高まりますね。
理恵先生
そう。何も知らないのと知っているのでは、意識も対処方法も違うと思うのよ。生理中は基礎体温のサイクルとして、特に冷える時期でもあるし、氣をつけたいところね。
セバスチャン
氣をつけることがいっぱいですね…。それじゃ、紙より布の方が良いんですね。布ナプキンっていうのは、すぐに手に入るんですか?
理恵先生
そうね…。私は布ナプキンをお勧めしたいけれど、一概にどちらが良いという話ではないから、まずは試してみるといいかもしれないわね。
セバスチャン
試す…?
…つづく
当サロンでは、身近な人には打ち明けづらいお悩みについても、カウンセリングというカタチでお話しをお伺いしております。本当にこのままで良いのか不安に感じることも少なくないと思います。まずはお気軽にご相談くださいませ。
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