第11回 カラダの神秘
セバスチャン
はい、前回の続きです。比喩表現として「女性は子宮で考える」という話がありましたが、具体的にはどういうことなんでしょうか。
理恵先生
何と言っても「宮」だからね。神様を祀るくらい神聖なのよ。
セバスチャン
「宮」だから…。そ、そうですよね…としか、言い様がないのですが、もう少しなんとかなりませんか(笑)。
理恵先生
前回、お話ししたとおり、女性は女性ホルモンのリズムで動いているから、1ヵ月の周期で子宮が心や体に影響を及ぼしているのが、女性なら実感できると思うの。それは、脳と子宮や卵巣が密接に繋がっているからなのよ。
セバスチャン
脳と子宮や卵巣が密接に繋がっている…。
理恵先生
お互いにフィードバックがあって、絶妙なバランスを取ってるの。その関係が崩れると、女性ホルモンバランスも崩れるとされてるのよ。
セバスチャン
なるほど。でも、脳と繋がっているっていう意味合いにおいては、たとえば手足だって脳と繋がっているわけで、なんで子宮だけ特別扱いなんですかね?
理恵先生
そう来ると思ったわ。もちろん、手や足も脳と密接に繋がっているけど、子宮、生殖器系は卵を守るために、反応がとても早いそうなの。だからこそ、逆にストレスがかかった際に、一番最初に血流(栄養や酸素)などが滞るのが生殖器系ということになるわけ。
セバスチャン
一番最初に影響を受けるってことですか。優先順位の兼ね合いってことですね。
理恵先生
そうね。自律神経の反応も生殖器系に対しては、とても素早いそうよ。遺伝子を受け継ぐための大切な反応でもあるわけね。
セバスチャン
カラダの神秘ですね。「宮」だから…。
理恵先生
ほんと、そうよ。女性のカラダは神聖なのよ。
セバスチャン
と、ところで、脳と子宮の密接な関係や女性ホルモンバランスが重要ってことはわかったんですが、具体的にどうやって整えるんですか。
つづく…
当サロンでは、身近な人には打ち明けづらいお悩みについても、カウンセリングというカタチでお話しをお伺いしております。本当にこのままで良いのか不安に感じることも少なくないと思います。まずはお気軽にご相談くださいませ。
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